自分の欲しい場を、自分が欲しいままに作る。-【REPORT】新潟×朝活 土屋裕行さん 1/2
- かいづ
- 2017年5月19日
- 読了時間: 4分

穏やかで親しみやすい雰囲気とは裏腹に、織りなす言葉は簡潔で、鋭いーー。
N cubeのふたりが会いたい人にインタビューをしていく【REPORT】、今回は「新潟×朝活」を中心に、様々な人の集う場をつくる土屋裕行(つちや ひろゆき)さんにインタビューをしました。
土屋裕行さんってどんな人?
土屋裕行さんは、新潟県佐渡生まれの36歳(2017年3月取材当時)。
新潟市内でシステムエンジニアとして働きながら、「新潟×朝活」という週末朝にカフェで集まって自由に話す会を新潟市で開催されています。
2010年末に始めた新潟×朝活のこれまでの累計の参加者は2017年1月末時点で1200人以上だとか!1年でも約200人の参加。個人の活動の集客数なんでしょうか(汗)
個人で活動をされているにも関わらず、毎回新しい参加者が1名は参加されているそうです。

▲新潟×朝活の様子
また、新潟×朝活の告知や日々考えていることのアウトプットの場としてブログ、
土屋裕行.com(http://hiroyukitsuchiya.com)も精力的に書いていらっしゃいます。
土屋さんの書き綴るブログの話題は、『派手ではないけれど、すごく核心をついている』というか、
日々の生活や生き方について『そうだよな』とハッとさせられたり、共感する記事がとても多く、
かいづは日々こっそり愛読しています(笑)
いつも1テーマ、1000文字程度と非常に読みやすいので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
誰かの為にということはなくて、完全に自分のため。 - 土屋さんの活動マイルール
どのように活動を考えたり始めたりするのかを聞いてみると、
「今やっている活動で、朝活はベースです。それ以外はバラバラで、朝活をベースに『プラスで何をやりたいか』と考えています。もちろん、やってみて辞めることもあります。
これらの活動は全然会ったことのない人の話を聴きたいなと思って、世界を広げるためにやっています。誰かのためにということはなくて、完全に自分のため。俺のために(笑)」

▲「自分のために」が大事だと語る土屋さん。
過去にはボランティアやまちづくりの集まりに参加して、「こうあるべきだ」という意識が強く違和感を感じたそう。
土屋さんは他にも働き方、暮らし方、関わり方などをテーマに「人生でやりたい100のリストワークショップ」「Talkin’About【働くを考える】」など、様々な人の集う場を作り続けていますが、
いずれも基本的には1人で企画運営し、仲間と行うならば自分と同じ熱量を持つ人とだけ。
また、実施するタイミングは自分の好きなときに行うというスタイルを貫いてきたそう。
他人と一緒にやって中途半端に予定調和をしない、自分が本当に楽しめることを突き詰めてきたからこそ、
新潟×朝活は1年に約200人という多くの人を惹きつけてきたのかもしれません。
自分の殻を破った、学生時代の駅前弾き語り - あらゆる活動をしようと思った原体験
今から10年以上前、大学生だった土屋さんは友達と弾き語りをやっていたそう。
当時は大学の食堂の前で、学生の前で披露していたものの、いつしか飽きてきてしまい、
いっそのことアウェイでやってみるか!と新潟駅前で弾き語りを始めたのだとか。
※当時は新潟駅前でも弾き語りができていましたが、現在はおそらく弾き語りは難しいとのこと
「最初は勇気がいりましたが、壁を突破すればむしろ見てほしいぐらいになりました。
……と言っても、相方が歌が上手いので自分はトーク中心。来た人全てを俺が相手をする、キャッチみたいな感じでした(笑)
当時は他にも弾き語りの人たち何組がたくさんいて、その人達や常連客の人たちと飲みにいくのがすごく楽しかった。弾き語りで喋ることを鍛えられたし、人と話すことを楽しさをそこで見出したと思います。」

▲土屋さんは昔から学校や仕事に関係ない人たちとごちゃごちゃ集まることに憧れを抱いていたそうで、
弾き語りの場とそれぞれのファンの人たちとの集まりは、理想の場所だったようです。
弾き語りがあったから今の自分がある、土屋さんはそうおっしゃっていました。
次回は、土屋さんの作りたい新しい「人の集う場」、土屋さんのお話の中から見えてきたやりたいことをやるポイントについてお届けします。
次回更新は5月末予定! お楽しみに〜!
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