法話と落語
- ひろかわ
- 2017年12月4日
- 読了時間: 2分

12月に入り、街はすっかりクリスマスムード。
街のあちこちでクリスマスソングが流れていますね~。
さて、先日三条別院さんで開催していた「お寺で体感 法話と落語」に行ってきました。
仕事で御縁のあったアマチュア落語さんが参加していたので、行くことにしたのですが、久しぶりに腹を抱えて笑うほど、本当に面白かったです!
落語の起源はお坊さんが説教を聞く人に飽きさせないようにとオチをつけて話すようになったことがはじまりだそうです。
落語とも深いつながりのあるお寺で、落語の導入を聞き、落語、法話という流れで2部に分けて聴きました。
1つ目は「泥釜」。
石川五右衛門の子孫が、五右衛門の供養のため町中の釜を盗みをたくらみ、その子孫たちから釜を盗まれないように釜の中で番をして待つ、とある豆腐屋の夫婦の話。
2つ目は「風呂敷」
亭主が不在の時に若い男を連れ込んだ女房が、突然帰ってきた亭主にバレないように押し入れに男を隠すが、脱出できない男を風呂敷で脱出させる話。
(どちらもかなり端折って説明しているので、是非聞いてみてください。)
この2つの話をそれぞれ解釈の法話をお話ししてくださいました。
印象に残ったのは、①世の中には悪人しか存在せず、善人というのは善人面した悪人であること、②人間にとって「逃げ場」が大切であること。
立場によってはとらえ方も考え方も違いますが、法話を聞いて「あぁ、自分も誰かの逃げ場をなくしていくかもしれないな」と思うことがありました。
当日の様子は コチラ から見れるのでぜひ見てください。
仕事の御縁で落語という分野にかかり、落語を聴くようになったのですが、聞けば聞くほど面白いです。
なにより、アマチュア落語のお2人がとても魅力的。年齢も27歳(たぶん)と私とも歳が近いのです。
日常会話しているだけでも本当に面白いので、落語も聴きに行きたくなっちゃいます。
人の魅力は、人を動かすな~としみじみ。
みなさんもぜひ、落語を聴いてみてください◎
会場の三条別院さんは、面白いイベントも企画しているめずらしいお寺なので、チェックしてみてくださいね~。
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