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興味を知識にかえる時間

気づいたらもう8月。今日は長岡まつりですね。

街中がなんだかそわそわしていて、見慣れた風景が少しだけ変わる数日間。

長岡人っぽくない人が街中を歩いていたりして、ここに住んでいるはずなのに、旅行にきた気分になっちゃう感じ。

7月はパソコンに向かって、「ブログを書こう」と思うことすらできませんでした。

数か月前から企画してきたイベントや、祖母の納骨、母校での講義、ウェディングドレスやランチョンマットの制作などなど…

実務作業を伴うことが同時進行だったので、これ以上は体力があっても作業時間が足りないなと、自分の限界が少し1ヵ月でした。

そんな多事多端な7月、母校の講義に講師として呼んでもらいました。

在学生に向けて、「私が大学時代にしてきたこと」や、「やっておいた方が良かったこと」を1時間半ほどお話しさせてもらいました。

教壇に立つ立場を経験して、これを毎日何コマもこなしている教授たちはすごいな…と。

「なにを話そうかな?」と考えているうちにあっという間に当日に…なんとかまとめたプレゼンツールが使えず、なにも見ないまただ1時間半話す…という講義になってしまいました。

社会人になってから、大学時代のことを考えると『興味を知識に変える時間』がたくさんあったな~と思います。

たとえば、私は大学時代に中山間地域に入って村の方と一緒に畑や田んぼをしたりしていました。

当時は“地域活動”というよりそこにいる“おばぁちゃんおじいゃんに会いにいく”みたいな感覚で、地域の課題やこれからのことを深く考えず、楽しく活動していました。

楽しくできていたのは、私がその活動に興味を持っていたからだと思いますが。

でも、その楽しい活動をただ続けるんじゃなくて、「この地域の交流人口を増やすためにはどうしたらよいのか」「移住者を増やすためのきっかけづくりができないのか」とか、地域の未来のことを考えて関わればよかったなと思っています。

そうやって、楽しい活動の中で今の限界集落が抱える問題はなにか、とか、他の地域でしている活動とかを調べたり、聞いてみたりして、知識に変える時やきっかけも大学時代は有り余るほどあったのかもしれないなと。

その時蓄えられた知識や、知識に変える過程が社会人になって活きてくるのだと思います。

今も深く知りたいなと思うものにたくさん出会いますが、仕事の内容とかけ離れているとその時間を割くのが難しかったり、フットワークは重たくなるばかり。

学生だからという理由をつければ意外となんでもできちゃうんだよな~。と社会人になってから思うのです。

大学時代はとにかく「なんでもやってみたい!」と思っていて、1年生の頃から学外でもいろんな活動をしていました。

社会にでて、「やってみたいことをやる」ではなくて「できることをやる」ことにかわってしまったなと改めて自分を考えるきっかけになった1時間半でした。

自分のやってみたいと思うことに制限をかけず、チャレンジしてみたいと思います。

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