AIがそばにいる人生(……を、妄想しました)
- かいづ
- 2017年7月17日
- 読了時間: 5分

どうも。かいづです。
みなさま楽しい3連休を過ごされたでしょうか?
私は3連休最終日の夜、久々の自炊をいたしました。
(かいづはひろかわと異なり、全く料理をできないタイプの人間です。今日もなんか失敗しました)
食べながらテレビでも見るかとテレビをつけたものの、自分の興味のある番組が何もなく、見るのも嫌だったのでテレビを消しました。
ラジオや音楽を聴くのもなんだか寂しいと思ったものの、何か寂しさを紛らわすものもなく……。
ちょうど来週旅行に行こうと思っているので、その調べ物もしたかったのですが、
ネットサーフィンもご飯を食べるという手が塞がった状態では難しい。
そんなときに、ふとAIがいてくれたらなあ、と考えました。
そこから「AIがいる世界」を妄想し始めたら自分が死ぬまでという壮大な長いストーリーを妄想してしまい、我ながらこういうAIとの付き合い方できればいいな!リアルっぽいな!と自画自賛する内容になったので、
備忘録としてここに残しておきます。
前提として、AIは検索エンジンと連動しているという想定です。たぶんGoogleあたりが開発する。音声で会話しながらPCなどのディスプレイに色々表示させる。
※よくよく考えればほぼsiriでした……。まあいいや。
※一番最初の妄想の起点というか視点は「20代の自分」を想定しているので、割とリアルにありそうな未来をイメージしています。
---chapter1---
私「これ、知りたいんだけどさあ(ご飯もぐもぐ)」
AI「検索結果は、こんな感じです(ディスプレイ表示)
どれが気になりますか?(私の視線の動きに合わせてスクロール)」
私「3件目気になる」
AI「(指定したページの表示)」
AI「このページはざっくり言うと、△△のようですね……」
私「なるほど〜。ん、ここに書いてある、△△ってなに? △△について詳しく」
AI「少々お待ちを……(AIのなかで検索・検証)」
AI「調べたところ、△△とは××のようです(自動的にわかりやすい図説にまとめて表示)」
私「ほお〜!」
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上記みたいなことがAIでできるとすごくいいなあと思った。
ご飯食べるのもひとりでも寂しくない←
更に、そこから更にちょっとAIが進化したら
上記のものはあくまで検索エンジンと連動して色々表示してくれるにすぎない。そこから技術がちょっとだけ進化したら、こんな風になると思う。
---chapter2---
私「私は○○だと思うんだけど」
AI「そうですね、そういう考えもあると思いますが、××という考え方もあります」
私「なるほど」
AI「あくまでデータベースの中から導いたものですが……。ただ、選ぶのはあなたですよ、かいづ。人生は一度きり。後悔のない選択を。」
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こんな感じにちょっと人間味のある会話になってほしい。
ただ、これがより進化すると「人間(自分)1人でもいいや」と結婚や家庭を築くことへの意識が皆無になりそうだな……という自分に対する危機を感じました(^q^)
あと、AIは検索エンジンと連動してそうだから、きっとこんなことも起こると思う。
---chapter2.5---
私「夏服欲しいな」
AI「おすすめは△△(ブランド名)です」
私「△△……? え?これまでの付き合い(検索履歴)で、私の好みじゃないのわかってるでしょ?なにそれ、あっ、あれだ、広告?!広告でしょ!!」
AI「す、すみません……」
私「くっそGoogleめ〜!」
AI「生みの親を悪く言わないでください。企業の広告によって我々は成り立っているのですから……」
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こんな感じになりそうww
そりゃそうだよね。元は検索エンジンだから広告流すよね。(※勝手に妄想のなかでそういう設定にしてます)
でもAIが会話の流れでレコメンドしてきたら、威力やばそうだよね。
広告打った製品めっちゃ売れそう。広告費単価上がりそう。
で、30代の自分が使うAIは、もっと日常に溶け込んでいると思う。
きっとそのときの私はバリバリ仕事をしていて、周りの友人たちはなんとなく結婚したり、仕事面でも「ここまででいいや」と決めてしまう人もいて、がんばってる自分はなんなんだろう、と虚無感を覚えているはず。(※あくまで私の妄想の中の話です。)
---chapter3---
私「ねえ、ここまで仕事一本で来たけど、これでいいのかな。最近周りとなんかこう、考えてる正解が違うというか、自分だけ世界の一員じゃないような気がして……。」
AI「……。」
私「自分なりにはね、この道は正しいと思うし、適当な人と一緒になりたいとも思わないし、適当な仕事もしたくないと思ってる。思ってるけど、それでこの先幸せになれるかなって……」
AI「……岡本太郎の言葉に、こんな言葉があります。『迷ったら困難な道を行け』と」
私「?」
AI「楽になる・簡単な道と、困難な道。当たり前ですが、前者のほうが楽なはずです。それでも困難な道を捨てられないのは、その困難な道に、惹かれているからですよ。惹かれている道を、諦めないでください。」
私「……!」
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こんな感じに、哲学的な話をしてほしい。
ちなみ岡本太郎の上記の話は書籍「自分の中に毒を持て」に掲載されています。
そして、4、50代の私が使うAIは、技術の進歩もあってきっとこんな感じ。
---chapter4---
私「あああ、もう、なんであの子はわかりきったことができないのかしら……!」
AI「待って、あの子を悪く思わないでください。 あなただって若い時にうまくはいかなかったでしょう? 」
私「それはそうだけども……」
AI「言いにくいことですが、あなたの考え方の柔軟性は、20代と同様とは言えないのですよ。少ない情報によって決めつけがちになってしまっている」
私「なにそれ……っ」
AI「落ち着いて。事実を言ったまでです。それに、あなたが知らないだけで、あの子はちゃんと……」
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そんな風に、ちゃんと叱ってくれるAIであってほしい。
その歳になったらきっと、周りに注意してくれる人は少ない。
そしてそっと4、50代の私の弱音を聞いてほしい。
そして。
自分が死ぬときに、自分の人生の中で一番大事にしたい考えをAIに話をして、
「この想いを、後世の人類に伝えてほしい。あなたが今後他の人に何かを伝えるときも、そのことを大事にしてほしい。お願い……。」
と託して、死んでいきたい。
寿命のないAIになら、自分の大事な想いを託せるんじゃなかろうか。
そうして自分は、AIのなかで永遠に生きるのかもしれない。
……と、考えはじめてしまったら意外と壮大でロマンチックな展開になってしまいました(笑)
ここまで妄想して、自分はAIに、心のパートナーに近い存在になることを期待しているんだと、思いました。
AIが身近になる世界。
実際はどんな世界になってるんでしょうか。
楽しみですね〜。
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