“やってみたい”きっかけづくり
- ひろかわ
- 2017年3月6日
- 読了時間: 3分

こんにちは。長いようで短かった冬も終わり頃。モノクロだった夕方の空も、少しずつピンクや紫色が混じる空に変わってきました。
このwebサイトも正式にオープンし、いよいよ今月は取材がスタートします。
今年はどんな人と、どれくらいの人と出会えるのか楽しみです。
”Ncube”という名前は、大学1年生の時にかいづと、同い年の男の子と3人で始めた団体の名前です。
あの時は長岡市内の学生がもっと交流できるイベントをしよう。というところから始まって、活動期間こそ短かったですが、その約1年間、自発的に他大学の学生たちと一緒になにかをつくれたのは良い経験でした。
活動がほとんどなくなってからも互いに大学内外で活動し、社会人になった今、もう一度始めたNcubeは、学生の頃に比べてコンセプトやロゴマーク、活動に関わる資金調達等々、あの時はなんとなくイメージで進めていたものを、土台からしっかりつくれているなぁと感じることが多いです。
Ncubeのロゴをかいづがデザインしてくれたのですが、そのラフ~完成までの流れをやってみて、“一緒に活動している”というよりは”一緒に仕事をしている”感覚に近いなと感じました。
相場より少額ですが、かいづがデザインした分については料金も発生する。
お金がすべてではないし、結局2人で出す資金の中からの捻出になるし、仕事ではないので料金をわざわざ設定する必要もないのかもしれないのですが、Ncubeのロゴはかいづしかつくれないものなので、それに対しての対価は必要なんじゃないかなと思いました。
学生時代、”経験だから”といって学生の頃色んな活動に誘われていました。
その中で経験になることももちろんあったのですが、何人かのおとなたちに言われた「学生はお金がかからないから使いやすい」という意見に対して結構違和感を感じていました。
「学生って若いから柔軟な頭で、面白い企画考えてよ」って言われることもあったのですが、そこにはそう言うおとなたちのやりたいコンセプトもイメージもなくて、一からつくらないといけないことも多い。
その活動に対してお金が欲しいというわけではなく、「学生がやってみたい」と思わせるきっかけづくりも大事なんじゃないかなと。
「学生だからつかいやすい、PRしやすい」ということが巡り巡って学生同士の溝を深めてしまうこともあるんですけど、そんなことおとなたちには届かないんです。
そうなると気持ち的にも続けることが難しくなってしまうんですよね。
学生への活動への対価を経験とするのか、お金とするのかは様々ですが、経験を対価にする場合、「やってみたい」気持ちが続かないとうまくまわらないと思います。
もちろん、各学生の意識の問題もあるのですが、おとながしっかり方向性を決めないとなかなか難しいのではないかなと。
「やってみたい」と思うきっかけづくりって意外と大変だと思うんです。種をまいたところで芽が出るかもわからないし、咲くかもわからないし。
でも、なにかをつくるためにはきっかけがないと始まらないんですよね。
私とかいづの間には「やってみたい」きっかけはたくさんあったと思うので、次は”お互いが無理せず続ける”ことが大事なのかなと。そのための対価でもあるし、ルールづくりだと思っています。
さて、ロゴもでき、いよいよ色んなことが動き出します。
私自身もワクワク! 無理せず、楽しく進めていきたいと思います。
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