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転職を選んだ理由


こんにちは。

長岡大好き、営業ときどき編集のひろかわです。

(かいづみたいなキャッチコピーが欲しいけど、なかなかしっくりくるものがみつからない…)

さて、今日は自己紹介でも少し話した転職について書きたいと思います。

私が転職を選んだ理由を簡単にいうと、“契約社員”だったから。

前職はルーティンワークをこなす事務職でした。対外的に活動する私を知っている人には「事務職なんてむいてないでしょ」と言われることもしばしば。それでも私はそこの会社で働きたかった。

決して就職活動に失敗したからという理由で就いた仕事ではなく、私自身がそこの会社で働くことに憧れ、契約社員として働きながら正社員を目指したいと思ったからです。

でも、私は働きたかった会社で正社員として働くには試験に合格することが必須条件でした。

私がこの試験を目指すようになったのは大学4年の春。今思うと、勉強するにはマイナスからスタートしている私が目指すには、遅すぎたなと思います。

理由は見つければいくらでも出てくるのですが、この会社で働きたいと思った一番の理由は“一緒に働きたい人がいたから”でした。

大学時代、さまざまな活動の一つにこの会社と関わる活動がありました。そこで出会ったおとなたちはどの人も魅力的で、「もっと一緒に活動したい、こんなおとなになりたい」と思う人たちばかりでした。

正社員として肩を並べて働くことができなくても、少しの可能性があるなら、勉強をしながら契約社員として働きたいと思う気持ちが強かったので、私は契約社員という道を選びました。

でも、“契約社員”という肩書きが評価されないのもよくわかっていました。

決して安定はしていないし、保障もされていない。「大学を出てまで就く仕事なのか」と言われることもありました。

なので、契約社員という道を選んだとき、“2年間で試験に受からなかったら諦める”と決めていました。

このまま契約社員で働き続けることに私自身も不安はありましたし、実際契約社員としての給料の中で奨学金を返済し、一人暮らしをする生活もギリギリでした。

やらずして後悔するくらいなら、まだ若いというのを理由にして2年間は好きなことをやってみよう。

そんな気持ちで選んだ道は、今でも後悔はしていません。正社員という安心するための肩書きを得るために目標を捨てたくなかった。

結果的に、私は試験に合格することができず、決めていたとおり、諦めることにしました。すんなりと諦められたわけではありませんでしたが、自分で決めたことくらいしっかり守ろうを思ったので、重い腰を上げて転職活動を始めることにしました。

転職活動を始める前、私はなにがしたいのか、どんな仕事が向いているのかを考えました。私が軸にしていたのは『長岡市で働くこと』『地域に関わる仕事』。そんな仕事を探していた時に出会ったのが今の会社です。

この仕事を続けた先に、一緒に働きたい人とどこかで働けるかもしれないという可能性を感じたのも、この会社を受けた理由でした。今の仕事の話はまたいつか、書きたいと思います。

世間の“契約社員”という肩書きへの風当たりは厳しいけど、私はそこに選んだ意味があるのなら必要なことだと思います。

契約社員として働いていたとき、「どんなに頑張っても契約社員としてでは正社員のように仕事はできないのだ」と思い知らされることもたくさんありました。その度、試験に受かることのできない自分に劣等感を感じていたこともあります。

でも、働いていた約2年間、人や環境に恵まれた中で仕事をすることができました。

なりたいものになれなくても、それ以上に好きになれる仕事があるかもしれないし、なりたいものになれたとしても、向いてないと思ってしまうかもしれない。

とりあえず、やってみることが大事なんだと思います。

契約社員で働いていたからこそ、感じたこともあるし、思うこともたくさんありました。今はその経験が大きな糧になっています。

なので、私にとって必要なことだったのだと、今は契約社員だったこと、胸を張って言うことができます。

みなさんはなりたい自分になれてますか?

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